自動二輪ユーザー車検の費用と受験時の注意点について
最近はユーザー車検を受ける方が増えてますね。前に乗っていたインプレッサでユーザー車検受けた時の写真です。
実際に車検をディーラーやショップに頼むと保安確認検査料や継続検査手数料などの費用が上乗せされますので、割高になります。
大型二輪の車検は、排気量に関わらず普通自動車と同じで国土交通省所管の陸運支局となります。軽自動車の場合は、各都道府県所管の軽自動車検査協会になりますので、間違いないようにしましょう
早速ですが、僕の場合の大型二輪でユーザー車検受けた時の費用比較してみました。
ディーラー継続点検 9,720円 19,440(+9,720)
自賠責保険24ヶ月 11,520円 ←
自動車重量税24ヶ月 3,800円 ←
継続検査手数料 1,400円 9,720(+8,320)
保安確認検査料 0円 7,776(+7,776)
継続検査書類の代金 300円 1,700(+1,400)
光軸調整テスター 1,100円 ←
ブレーキフルード交換 300円 3,240(+2,940)
軽自動車税 6,000円 ←
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合計 34,140円 64,296(+30,156)
車検時の点検は、24ケ月点検が一般的ですが、僕の場合、12ヶ月点検でお願いしてます。
ブレーキのパッド残量やフルードチェック、チェーンの注油などじぶんでやっているので、プロに任せてお願いしてるのは不具合の確認と、正常動作の確認です。
車検で一番落ちやすいのは、サイドスリップと光軸がダントツで多いです。
サイドスリップは、タイヤの減り具合を見れば大体判断できますが、減っていたらテスターやさんで確認しておいた方が無難です
光軸は、ランプがへたっていたり、新しいランプに交換していたりすると、光軸がズレたり光量が足りなくて落ちることが多いです。まずはテスターやさんで確認して貰って、ダメなら交換しておいた方が安心です。
次に、ユーザー車検で作成する書類について。
書類のほとんどは、車検証を見ながら記入すれば、記入できます。およそ30分あれば終わるくらいの書類です。
《提出書類》
●継続検査申請書[軽第3号様式]
●検査手数料1,400円
●自動車検査証(限定検査証)<記入必要>
●軽自動車検査票 <記入必要>
●自動車重量税納付書 <記入必要>
●点検整備記録簿
●軽自動車税納税証明書※
※中古で購入した場合、役場で証明書(無料)の発行が必要です。
●自動車損害賠償責任保険証明書又は自動車損害賠償責任共済証明書 11,520円
●使用者の印
記入は簡単だし時間もかからないので、自分でやった方がお得です
次は、とあるユーザー車検の1日の流れです。
《ユーザー車検の流れ》
(8:30)
群馬陸運支局に到着!ユーザー車検開始!
(8:40)
[⑤番窓口 へ]
重量税と自賠責を支払うために用紙をもらいます
[③手数料納付 窓口]
検査申請書が欲しいと伝えると★30円★で書類がもらえます。
[A重量税・保険窓口 へ]
自賠責を支払いに行くと前回の支払い書類と車検証を提出するように言われます
自賠責の審査が終わるまでの間、申請書作成します
あっという間に審査が終わり自賠責★11,520円★を支払い、そのままの窓口で重量税を支払います
先程もらった重量税納付書を記載して★3.800円★を支払います。
(8:55)
[ユーザー車検窓口 へ]
印紙代★1400円★を支払います
予約の確認を行います。
ユーザー車検窓口にて、記載漏れがないか確認していただき書類の審査してもらいます。
問題なければ、検査レーンに移動します
(9:00)
検査棟の2輪レーンに入ります。
[外観検査](9:05)
①ターンランプ、ハザード、ブレーキランプ、バックランプ、ヘッドライトの点灯テスト、ウォッシャー動作テスト
②車体番号確認
③メーター信号確認(事前にリアタイヤかフロントタイヤのどちらに車速センサーがあるか確認しておいてください)
④車内部品の確認など
[排ガス検査](9:10) スタンプ①
マフラーにプローブ(検査棒)をつっこみ、良判定を確認して、検査機に用紙を挿入
[サイドスリップ、スピードライトブレーキテスト]スタンプ②
僕のninja650R は、リアに車速センサーがあるので、最初はフロントブレーキテストです。
<1.フロントブレーキテスト>
左足で検査測定を開始するフットスイッチを踏んで、指示に従って、フロントブレーキを握ります。ブレーキテストに合格したらリアタイヤの測定のため前進します
<2.リアブレーキテスト>
左足で検査測定を開始するフットスイッチを踏んで、指示に従って、リアブレーキを踏みます。こちらも思いっきり踏まないと ×になり ますから、注意です。
<3.スピードテスト>
ブレーキテストの位置のまま左足で検査測定を開始するフットスイッチを踏んでいると、ローラがリアタイヤを回転させますので、40km/hになったのをメータで確認したらパッシングします。
<4.光軸光量テスト>
ライトをハイビームにして、待機。検査機が動いて、自動で測定を開始しますので、良判定が出るまで待機。
[下回り検査](9:20) スタンプ③
フロントタイヤをガッチリ挟まれて、ガタつきの確認します。右左にめいっぱいハンドルを回します。
異常がなければ前進して、最後の検査機に用紙を挿入
(9:30) 終了!お疲れ様でした。
思ったより簡単です。
でもなんどやっても慣れないので緊張します。
皆さんも一度ユーザー車検やってみませんか?
◼️自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)
[125cc~250cc以下]
・12か月:8,650円・24か月:12,220円
・36か月:15,720円・48か月:19,140円
・60か月:22,510円
[250cc以上]
・12か月:8,290円・24か月:11,520円
・36か月:14,690円
🔹参考サイト(国土交通省HP)
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/insurance.html
◼️自動車重量税
(126cc以上~250cc以下)
4900円 登録時のみ
(250cc以上)年1回
1900円(0~12年経過車)
2200円(13年以上経過車)
2500円(18年以上経過車)
◼️軽自動車税(平成28年改定)
・50cc以下2,000円
・51cc~90cc以下2,000円
・91cc~125cc以下2,400円
・126cc~250cc以下3,600円
・251cc以上6,000円
🔹参考サイト(国土交通省HP)
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000028.html