8時限目 ニーグリップの習得
低速走行練習の時はバンク出来ないのでハンドルを曲げてクリアしてきましたが、8の字では常に顔を進行方向に向けて、ハンドルに力入れないで、ニーグリップだけでバンクさせます。
頭が進行方向を向くだけで体の重心が進行方向へ移動します。
さらに頭を下げていくと重心が斜め下に移動するのでさらに荷重移動でバンク角が増して良く曲がってくれます。これは練習してバンクに慣れないと最初は倒れてしまうんじゃないかって結構怖いです。練習あるのみです。
車体がバンクして、ハンドルが自然に切れるのですが、これが一番自然な荷重移動出来た状態
のようです。
これをセルフステアと言います。
セルフステアでアクセルを少し開けていればバンクさせても倒れません。
旋回中に少しアクセル開けるのがポイントですが大型二輪だとトルクがあってアクセルを開ける微調整の操作が難しくてほとんどアイドリングだけで8の字してた感じです。
スピードに慣れてくればアクセルを開ける事も出来るようになると思います。
8の字は時間指定はありません。ただ通過するだけです。
教習所の検定では倒れたり足つきしなければ減点や検定中止もないので、確実に倒れない速度でニーグリップさせてバンク角を身体で覚えるのが第一です。