9時限目 一本橋のコツ
一本橋は、3cmほどの段差を乗り越えて30cmの幅をバランス取りながら走り切らないといけません
最初の出だしでバランス崩すと最後までフラフラする車体と格闘することになりますから、とにかく最初の走り出しが重要です。
停止ラインから段差までは1mくらいしかないので、ゆっくり侵入すると段差に弾かれてバランスが崩れます。
なので、半クラでアクセルをしっかり開けて勢いつけて段差を乗り越えたほうが、進入時に安定させることが出来ます。
その時、段差の右側か左側かどちらか侵入する得意なルート決めておいてください。
停止線真ん中から一本橋に侵入すると、30cmしかないわけですから左右に15cmずつしか余裕がないわけです。これだとバランス崩した時に逃げ道がありません。
そこで左右の端から斜めに侵入すれば、30cmの幅全てがバランスに使えます。練習して得意な侵入方向を決めておきます。ちなみに僕はいつも左端から入っていました。
段差に乗ったら半クラのままリアブレーキで車速落とします。半クラでないと、リアブレーキで車速落ちた瞬間にエンストしてしまいます。
車体のバランスは身体や頭だけを左右にゆするっても200kg以上もあるバイクの車体をコントロールすることは出来ません。
車体バランスは、ハンドルを右左に切ってバランス取ります。右に倒れそうになったら右へ、左だったら左へハンドルを切るイメージ。
でも一本橋の端ギリギリのところまで追い込まれてハンドルを左右に切るのはリスクがあります。
その時はクラッチ繋いで前進します
すると前に行く力で車体が立ち上がって安定してくれます。
そのあとまたリアブレーキで車速落としてハンドルを右左に切ってバランス取りを繰り返し
アクセルはクラッチ繋ぐ時だけ少し開けるようにしましょう。
エンストと脱輪しちゃうと試験中止ですから注意しましょう。